優太への想いと比べるつもりはない。


確かに凄く愛した人で、今でも心の奥底から愛してる。


でも、優太はこの世に存在しないんだ。


だから比べてもしょうがない。


あたしの心の中では、優太は永遠に一番星。


それは変わらない。


いつまでも、優太は眺める星なんだ。


でも舜は違う。


目の前にいる。


あたしにとって子供達が一番大切だけど、今はその想いと変わらないくらい、舜のことも大切な存在になってきてる。


もっと舜に近づきたい。




「絢華さん、どうかした?」


「ぎゃっ!」




優華と砂場にしゃがんで遊んでいたんだけど、頭の中は舜のことでいっぱいで……


突然、その舜に顔を覗き込まれたから、必要以上に驚いてしまった。