☆一番星☆

「絢華ちゃん、おめでとう。先月絢華ちゃんから悩み聞いた時にさ、半分は俺のせいだって思ったから、なんとかしねぇとって、今日のこと計画したんだ」


「隼人さんのせいじゃないよ。あたしの言い方が悪かったんだし」




あたしがちゃんと言葉を選んで話していれば、あんなに傷つけることはなかった。




「蒼太と優華に、また同じ話をしても、もう大丈夫だと思うぞ。つか、してやれ。あん時よりも、ちゃんとした答えが返ってくるはずだから」


「そうなの?」


「ん」


「じゃあ近いうちに話してみるね」




そのあとは、みんなでワイワイと夕食を食べた。


なぜかケーキも出てきて、お腹いっぱい食べた。




「俺、そろそろ帰るな」




そう言って、隼人さんが立ち上がった。




「隼人さん、今日はほんとにありがとう」


「ん、じゃあまた月曜な」




隼人さんは帰っていった。