「うん、でもね、横に並べるのは一人だから、……そしたら隼人くんとは、もう遊べなくなるの」


「えっ」




明らかにショックを受けている二人。




「蒼太も優華も、隼人くんのことが大好きなのは知ってる。でも、ママは舜兄ちゃんの横にいたいんだ」


「はやとくんとはもうあえないの?」


「ファミレスに行けば会えるよ」


「もうあそべないの?」


「……うん」


「もうおふろにもいっしょにはいれないの?」


「……うん」




蒼太が泣きだして……


つられるように、優華も泣き出した。




「ごめんね」




そんな二人を見ていたら、あたしも涙がポロポロと溢れてきた。