「普通に恋愛するなら、二つ年下ってくらいなら、全然気にしないんだけど、……子供がいるんだもん。ただ突っ走れない」


「……ねぇ絢華、その年下の彼のこと、気になってるの?」


「えっ、何で?」


「……そんな顔してる」




嘘っ……


あたし、そんな自覚ないんだけど。


えっ、舜くんのことが気になってるの?


あたし今、どんな顔をしているの?




「絢華、その彼はちゃんとわかってるの?」


「何を?」


「絢華がどんなに優太さんのことを好きだった……とか、今でもどれだけ好きかってこと」


「うん、舜くんに告白された時に、優太への想いはちゃんと話した」