最後に少女は
凶悪な犯罪者と
その息子に会いました。


息子はどこも悪いところはありませんでしたが、着るものがボロボロで寒さにふるえ、食べるものがなく空腹でした。

犯罪者は息子に生き延びてほしいと思っていましたが、息子はこのままでは死んでしまいます。


「どうかお助けください…」


犯罪者が泣きながら言うので
少女は息子に自分の服と食料、もっていた少しのお金を全部あげました。