『ちょ…美紀!とりあえずこっち!こい!』 「なに?急に声小さくし…」 8人の友達に聞こえないように美紀の腕を引っ張った。 『だいたいその祐也ってヤツの友達もだよ!ふつー友達っつえば2、3人くらいだろ…?!』 「仲イーよねぇ♪…ざっと、今数えて…いるのは8人、くらい?」 …祐也くんの友達とやらをチラ見、、 ――『いやいや。どーみてもただの野次馬だろ…?…てか“祐也くん”はどこだ?!』 「今メール来た……いまこっち向かってるってさ!♪」