夏目 優歌 18歳

大学一年生。


今正念場です。

優『ちょっ,いやぁ///』

和『そんな興奮すんなって』


直後


メリッ

生々しい音がする。


和『これで完了♪』

………ってちょっとあんた…


優『あんた何G足で踏みつけてんのよーッッッ!!!!』


和『だってゴキブリ駆除しろっつてきたのお前だろ?』


優『いやそうだけども………
だからって踏みつけなくても』

和『たくっ…もう大学生なんだからよぉゴキブリくらい一人で駆除しろやあ………

じゃあな』


そういうと和は玄関の方へ
姿を消した。


そのあとをおって言う。

優『和………ありがと…』

和『おう』

和はドアをあけって
隣の部屋に帰っていった。


私と和は知り合ってもう15年になる。

腐れ縁で何かといつも一緒になるんだよね。


でも腐れ縁でもなんでも
近くにいれることが嬉しい。



でも
こんなに近くにいるのに
届かない



いつか届けたいこの思い───