いつまでも待ってるよ…


5分ほどその場に立ち尽くした。

やがて雨が降ってきた。

「紗那…雨降ってきた。帰ろ?」

結実の声で我に返った

「あっごめんね、速く帰ろ」


結実は別れ際凄く心配して家まで送るといってくれたけど

私は1人になりたくて断わった。


別れたとたんにまた涙が溢れる

私こんなにも黒崎先輩のことが好きだったんだ…

否定してばっかりでわからなかったけど…

大好きで大好きで大好きで

もぉこの気持ち誰にも止められない…

自分でも止められないんだもん…

ぐちゃぐちゃになりながら泣いた