「ハァハァ・・・助け・・・」

命乞いをする暇も無しに斬りつけられた妹の上半身が床へと落ちる。

妹の下半身越しに見えたは刀を持った人のような形をした何かだった。

その人のようなものは刀を構えこちらに向かって来る。

ここは・・・家・・?

これは・・・夢・・・なのか?

目の前で起こった惨劇に反応が遅れる。

避けるという動作に失敗した俺の腹部に深々と刀が刺さる。

「うわぁぁぁぁ!





・・・・・痛く・・・ない?」