「ふざけんなよ(笑)」
「じゃあ何? かわいいの?」
「いや…それは…」
そこで詰まるか、普通。
「ブスなんじゃん」
飽きれたように響は言う。
「あはははっ」
亜紀は腹を抱えて笑ってた。
本当、この面子は凄い
皆キャラが濃い…というか
個性が強いなって思う。
「唯は大丈夫?」
「うん?うぇ?」
いきなり奈緒に話題を振られて
変な声を出してしまった。
「今週の土曜のボーリング大会だよー!」
はるは今から楽しそうに話してる。
「え?なにそれ?」
だけど…一言も聞いていなかった。
「あ、ゴメン!私言って無かったね」
「大丈夫だよ!ボーリング大会楽しそう」
ボーリング、したこと無いけどね。

