入学して何日か経つと
大体グループに分かれて

いつものメンバーになってきた。


私達は4人だったけれど

そこに席が近かった男子も
加わり7人とかなり賑やかになった。

「俺、彼女loveだから」
見た目はザ・チャラ男
でも一途というギャップが
素晴らしいのは望(ノゾミ)。

「リア充は黙った方がいいよ」
外見は凄くカッコイイけど
かなり毒舌な響(ヒビキ)。

この2人のやり取りは
私達の間では名物だったりする。

「愛するべき毒舌だよね」
亜紀がそう言うと
「確かに(笑)素晴らしい」
奈緒もはるも納得してる。
もちろん私もこれには納得。

「望の彼女、見たいわ」
そう言ったのは悠斗(ユウト)。
彼はかなり頭が良いらしい。

「確かに!はるも見たい」
「期待しない方がいいよ、ブスなんだから」
「おい響、見てないのにブスとか言うなよ」