挙式も近づき、ドレスとタキシードが到着。



私は早速、試着。


お父さんのデザインしたウェディングドレスはふんだんにフリルの入った可愛い感じ。



小花のレースをベールもステキだった。



「サイズはピッタリね…留奈ちゃん」
お継母さんはデジタルカメラで私のドレス姿を撮影。



「本当にねえちゃん…結婚すんだ…」
維月は口をポッカリと開けて、私を見つめる。



「留維も何か言ったら??」


黙って、見つめるお父さんにお継母さんが言葉を促す。



「…キツくは無いか?」