《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

「銀行に見捨てれて、親にも絶縁されて、頼るのは留維しか居ないの!このままだと私たちは家族は路頭に迷う…」



「俺が何も知らないとでも思ってるのか?お前…俺の貸した金…歌舞伎町のホストに貢いでるんだろ?」



「・・・」


泣いてお父さんの胸に抱きついていた扶美叔母様は急に笑い出す。



「留維は姉貴の浮気して出来た留奈ちゃんを育てる位のお人よしだったから、もう少し騙せると思ってたのに…」



「!!!?」



私のお父さんはーーー・・・

今まで、育ててくれた人は私の本当のお父さんじゃないの??