《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

「…本当にいいの?留維…私…ホンキで留奈ちゃんにバラすわよ!!」



「!?」



人気のないホテルにロビーに響き渡る扶美叔母様の声。



私の心の奥にも響き渡った。
その言葉は心に余韻を残し、何度も繰返される。


あの二人は私の知らない何かを知っている?


急速に胸の鼓動を高鳴っていく・・・



「それはダメだ…」



「なら、お金を貸して…」


「これ以上の融資は出来ない!!」