《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

ーーー祐君が家出してしまって、みんなで探してるんだ…



「…え、あ…」



ーーーそこに居るのか??


「うん…まあ~」



ーーー俺が迎えに行くまで…祐君を逃がすな!!!



お父さんは一方的に命令口調で言い放って、電話を切った。



「くそっ・・・此処もダメか…」



祐君はソファーを立ち上がる。



「待って!!!祐君…みんながあなたのコト心配してるみたいよ!!!」