《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

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あの夜から私たちの関係は蜂蜜のように甘くなった。




今夜は以前から予定されていたパーティ。


私は捺さんの好むセクシーなドレスに身を包む。



捺さんはドレスに似合うゴージャスなペンダントをプレゼントに用意。


私はそのペンダントを早速、身に着けた。

何もなかった首元は何処か寂しかった。



自分の手持ちのペンダントを着けてみたけど、ドレスを引き立てるモノは一つもなかった。



思わぬ捺さんからのプレゼントに私は大喜び。



「社長は本当にセンスがいいですね~」



私の部屋に突然、設楽さんが入って来た。



「ノック位して下さい!」



「俺はノックしましたが…聞こえませんでしたか?奥様」