《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

ようやく、彼は唇を離した。


頭が酸素不足とお酒の酔いでボ~ッとしていた。



「俺のキス…そんなに…良かったのか?」


「!?」


彼は私に顔をグッと再び、近づけて来る。



私は我に返り、彼の頬を平手打ち!


「ふっ」


叩かれた頬は紅くなってるけど、痛がる雰囲気は全くない。


逆に彼は口角を上げて、バカにしたような笑みを私に向ける。



「あなたは誰なの??」