屋上で



「もしかして、風上と波里って付き合ってる?」





持田君の状況把握力は凄いと思った。

しかし、そんな普通なら当惑する質問にも一切困惑せず告げる彼。




「もうすぐで付き合う予定だ」




…何で喧嘩腰なんだろう…。


と、言うより




「さっきから何言ってるの!?風上君!!」




「はははっ。誰が"氷結王子"とかあだ名つけたんだ?全然違うじゃん」





持田君は笑ってるし。もう、意味が分からない。





「だから、そんなのどうでも良いからお前はさっさと帰れ」




「くくっ…。面白い。ハイハイ帰りますよ。
それじゃあまたね"千春"!」




「うん、またね」




――何か持田君のキャラが掴めないや…
どんどん言語が綻びてる気がするし…




「千春って呼ぶな!」




――何かさっきから風上君の怒るポイント間違ってない?


そんな風上君を見て持田君はまた笑いながら帰って行った。