屋上で



「ごめん。盗み聞きして悪かった!」




「えぇ!?持田君!?」




持田君はすぐさま90度に腰を曲げて謝った。




「……」




それでも風上君の怒りの表情は消えない。




「風上君、本当にごめんなさい!」




私も心から反省し、急いで風上君に謝った。




「…そんなのはどうでもいい」




「ど、どうでも良くないよ!だから怒ってるんでしょ!?本当にごめん!」



「本当に悪かったな。謝るよ。俺、誰にも言わねーからさ。そんなに怒らないでくれる?」




私と持田君は明らか様に機嫌の悪い風上君に必死に何度も謝った。




「じゃあ、千春からお前、離れてくれる?」




「は?」




予想もしない返答に持田君は口を開けて固まってしまった。


って風上君は何を言ってるの!?