屋上で



「私、風上君のことが好きですっ!!私と付き合ってほしいっ!!」




―――そう告白現場を。




「俺たちどうする?」




小声で持田君が聞いてきた。




「どうしよう…
でも、鞄ないと帰れないし…
また後で来る?」




「って言っても気になるから。ちょっと盗み聞きしようよ?」




「で、でも…」




「まぁ、こんな所で告白する方が悪いって。ね?」



――そう言いながらもやっぱり私も気になってしまったので、失礼を承知で盗み聞きに参加することにした。