「私、風上君のことが好きですっ!!私と付き合ってほしいっ!!」 ―――そう告白現場を。 「俺たちどうする?」 小声で持田君が聞いてきた。 「どうしよう… でも、鞄ないと帰れないし… また後で来る?」 「って言っても気になるから。ちょっと盗み聞きしようよ?」 「で、でも…」 「まぁ、こんな所で告白する方が悪いって。ね?」 ――そう言いながらもやっぱり私も気になってしまったので、失礼を承知で盗み聞きに参加することにした。