「はぁ?お前意味わかんねー」
「うん、私も分からなくなってきた…」
非常に混乱してます。頭グルグルしてきた。
「じゃあ、直球に聞くけどお前、冷時のこと好きなの?」
「……」
………私に言う資格ないよ……。
散々風上君を傷つけといて、言えるわけない…。
風上君は私に感謝してると言ってくれたけど……
それは彼優しさだ。
そんな彼の優しさに甘えたら私はもっと最低な人間になってしまう。
「何で答えねーんだ?
はぁー…こんな女どこが良いんだよ、冷時の奴…」
「ちょっとアンタ、さっきから失礼よ!」
亜美が声を張り上げる。
「うるせー。俺は本音を言ったまでだ」
「ちょっとは千春の気持ちも考えなさいよ!」
「考えてほしいのはこっちの方だ。冷時がどれだけコイツを…」
鈴木がまたも反論し、言い合いが続く2人。
もういいよ、亜美…ありがとう……と、言おうとしたその時だった。
「茶一(サイチ)、そこまでだ」
「うわっ、冷時!」
扉の前には風上君が立っていた。


