「みつけた?」


「なにを?」


「昨日亮が言ってた巨乳 の先生」


「あーぁ!まだ」


朝のトークを終え教室にはいった


「優斗!美香まだこない の」


「大丈夫だよ 遅刻だよ遅 刻!」


「でも美香一回も遅刻し たことないんだよ!」


そして俺の不安を濃くするかのように担任の先生がはいってきた


「みんないるわね。突然 のことで...
浜田 美香さんが亡くな りました。部屋で首を 吊っていたそうです」


今までうるさかったクラスが一瞬で静まりかえった


「1時間目は自習です。
みんなしずかにしてい て下さいね」


先生はそそくさと教室をでていった


嘘だろ??
亮が席を立って美香の机に向かった


「なんか悩みでもあった のかな?」


百合が大粒の涙を流して言った


「なんで?どうして?
美香ぁぁぁぁ!!」


百合の泣き声がクラスに響き渡った


百合にとって美香は俺にとっての雅也みたいなもんだ