「おはよ」


「おはよ」


「手紙どうだろうな」


「もう2人も死んだんだ
はいってねぇだろ」


土日はなにかと忙しかった


悟のお通夜と葬式


恐怖があれから付き纏う


ガラガラガラ


教室には何人か騒いでる奴らもいるけどほとんどが怯えていた


「亮、手紙は誰にもはい ってなかったか?」


「わかんねぇ、みんなず っと黙ってるし」


百合は...


「優斗は、はいってなか った?」


「うん、百合は?」


「ないよ!」


うれしそうに声を上げた百合を微かに睨みつけてる奴らがいた


俺は今日聞かなければならない


「まりあちょっといいか?」


「いいわよ」


クスクスと笑っていた


悪魔のように...


そして俺達は屋上についた


「加藤君用件はなぁに?」


いちいちうざい奴だ


「お前が知ってることを 教えて欲しい」


「なんのこと?」


「ふざけんな!!手紙の ことなんか知ってんだろ?」


少し沈黙が続き口を開いた


「なんのことかわからないわ」


は?


「しらばっくれんな!」


まりあは屋上をでた


なんなんだよ


とにかく俺はコンピュータールームへと向かった


コンピュータールームには誰もいない


カチカチ


死の手紙...


出るわけないよな


こういう時だけは俺の期待を裏切らない


次は...


死の予言の手紙


カチッ


「嘘だろ?!」


たった一つだけあった


裏サイトのようなとこ


どこであったのかはわからない


ただ人が予言で死んでいった


生き残ったのはたった一人


信じられない


あまりにも悲惨すぎる


これはまりあが書いたのか?


最後にかいてあった


人は一人では生きてはゆけない
だけど感情を捨てれば生きてゆけるのかもしれない