「今日だな」


「うん、悟のそばにいて
やろう」


「うん、てか事故なんて ありえないよな」


雅也が軽く笑った


そうだよ


死ぬわけない


教室につくと悟が近づいてきた


「お願いがあるんだけど いいか?」


「なに?」


「奈実とぎりぎりまで一 緒にいていいか?10 分前には離れるから」


「わかった」


まるで死ぬみたいだ


「あたしも一緒にいく」


百合が俺に向かって意思表明をしてきた


「危ないから、やめとけ」


「死なないからいいじゃ ない」


そう言われると何も言えなくなる


「わかった、一緒に行こ う」


俺はどこかで思ってたのかもしれない


どうやって死ぬんだろう


って