あっ・・・あれが、友の彼氏・・・。




 やっぱ、友は見る目があるなぁ・・・。カッコイイっ。




「あ、こんちゎ~。」




 あれ?もう一人・・・居るようですが・・・。




 友達かなぁ・・・。フフッ・・・。やっぱり、皆考える事・・・一緒なんだなぁ。




 やっぱり、恥ずかしいのかな。デートって・・・。




「いやぁ、こいつが何となく・・・来たいって・・・言うから・・・。」




「嘘つけぇ~。お前が-・・・」




 嘘がバレそうで、焦って友達の口を塞ぐ友の彼氏。




「可愛いなぁ・・・。」




 小声で、私の友がそう喋って彼氏に見とれてる。




「じゃ、俺らデート行ってくっから。ありがとな。」




「いってきま~す。」




「楽しんでねっ!!」



「じゃぁな。」


 ついに、デートですねぇ・・・。自分のように思ってしまうなんて、妄想バカだ。


「ねぇ・・・君さ・・・今からヒマか?」