空に虹

いつしか
下校のチャイムが鳴り響く
時間になっていた。
「じゃあ帰る・・か。」

家に帰れば私は一人。
だけど、この時間。
家に帰るしか選択肢なんてない。
「帰ろう!?」
私が明るくしなきゃって
思って立ち上がった。