連れて来られたのは、空き部屋。 若干泣きそうなあたし‥。 「あのな、教室で大声出すな!」 「‥すいません‥‥」 「でも‥俺も悪かった」 「‥うん」 「うんって;; ‥でも、何もなかったぞ?」 「‥ん?」 「だーかーらっ!お前が怒ってる理由、あの女だろ?」 「‥なんで?」 「‥理由はともかく、 あの女とはほんとに何もない!!なんか告られそうな雰囲気だったから断った!」 きっぱり言い放った心くん。