長谷部に相談した俺がバカだった。 「はぁ、今日はサンキュ。 ハルが待ってるから帰るわ」 「え、まだ9時だぜ!?」 「悪いな、これで足りるだろ?」 俺はテーブルに三千円を出して、店を出た。 夜の風が生ぬるい。 夏が盛ってる。 「ハル、ごめんなぁ」 呟いた言葉は繁華な街に消えて行った。