私はそれが、とても嫌い。 だって、洗ったってどうしたって康ちゃんのにおいは離れない。 康ちゃんが使ったハンカチで防災訓練とかやって、 ハンカチを口にあてたら、私は卒倒する。 康ちゃんのにおいは私の心臓を可笑しくさせる。 「ハルーっ!」 「なーにー?」 「俺の鞄見てー」 「えー??」 そのあと、康ちゃんは何か言っていたけど シャワーの音で聞こえなかった。