「話したがってる…⁇」 「はい」 あいつが…ねぇ…。 私は、チラリと羅羽の目を見た。 強い、私の大好きな目。 「…話したいことがあるなら明日の放課後教室に残ってって伝えといてくれるか⁇」 「はいっ」 私が美佳と話す意思表示をすると、羅羽は嬉しそうに笑って返事をした。