「よしっ!!テストするぞ!!各グループのトップともう1人!!出てこい!!」





私が叫ぶとすぐに10人が集まった。



すると突然、美佳は私の側まできた。




「私…幹部に入れて欲しいな。情報係でもなんでもいいから…」




上目遣いをしながら幹部達にも訴える。


なに言ってんだ??コイツ…。






「無理に決まってんだろ。幹部になりたければ実力で入れ」





私が軽く睨みながら言うと、黙りこんだ。




「ったく…おい!!五軍‼相手しろ」



「はいっ」





そいつと美佳が向かい合う。




そして…




「…始め!!」





テストがはじまった。