振り返ると、ガラの悪いお兄さんが4人。
「ちょっと面かせ」
しゃあねえな…。
私はおとなしくついていくことした。
裏口から出て、連れてこられたのは人の少ない路地裏。
「じゃあ…いくぜ!!」
一人の掛け声で一斉にかかってくる。
「遅い…」
ドカッ
バキッ
「終了…」
寝転がっているやつらを一瞥してから飲み物を買いにまたコンビニに入って行った。
炭酸のジュースと新発売のお菓子を持って、また大和達のところに戻る。
「遅かったじゃねえかー」
「まあ…色々あって」
「はよ戻ろー」
祥の一言で私達はまたいつもの公園に戻った。

