「お前ら…やっぱすげーんだな…」
感心していると
「今頃気づいたのか??」
徳永大和が調子にのった。
「「調子にのんな」」
「ひどいっ」
桃城祥とハモって言うと今度はいじけた。
いじけている徳永大和をほっといて桃城祥が話しはじめる。
「てかさ…フルネームってなあ…」
「んじゃ、なんて呼べばいいんだよ」
じーっと見てくる視線に少し後退りしながらきく。
「はいはいはいっ!!俺は大和!!大和って呼べ!!」
いじけていた徳永大和がいつの間にか復活していて嬉しそうに言ってきた。
「あー…はいはい。大和ね大和」
「んじゃ、俺は祥で」
「わかった」
てか…呼び方聞くとか、なんか必要としてるみたい…。
「俺らの呼び方聞いてくるとか…ちょっとは必要としてきてるんちゃう??」
っ⁈
「そんなことないっ」
「ふぅーん♪」
ニヤニヤしてる祥の腕をパシッと叩いた。
