隣にいた悠真がお母さんの手に持っていた物をみて、驚いたように声をあげた。 「紗梛さん!それ酒!」 「えー?あ、ほんとだー。ごめーん、海里くーん」 酒…⁈ 海里って、すっごい酒に弱いって大和から聞いたような…。 「うわあ!めっちゃテンション上がってきたー‼︎」 酔っ払った顔の海里がすごい笑顔でお母さんの方を向く。 「紗梛さーん!俺、すっごい紗梛さんに憧れててー!」 そのままハイテンションに身振り手振りをつけながら話し始める。 あぁ…。 終わった…。