「情報かき集めるのはいいけど、俺にまで被害及びそうになって焦ったわ」 「羽雲って海里のこと知ってるのか?」 「んー、多分知ってんちゃう?俺って結構有名やし?」 「あー、うん。金髪野郎だもんな」 「今金髪関係ないやろ!」 「もー、いいから早く続けろよ」 なんやねん、ほんまに!と言いながら海里はまた話し始めた。 「で。この前、副総長が梓の居場所をどっかから掴んで来て、こっちに飛んできた、と俺は思ってる」 皆は自然と梓を見る。