着いたのは保健室なんかじゃなくて、屋上だった。 「お前…どうしたんだよ??」 さすが幼馴染みというか…。 すごく安心できる…。 まだ悠真にも梓にも話してなかったけど…。 話そう。 「話すから…梓も呼んでくれないかな??」 「わかった。すぐ呼ぶから」 「ありがとう」 めっちゃ心配そうな顔を無理に笑顔にして、頭を撫でてくれた。 それからすぐに電話をかけてくれて、梓が来るまでずっと隣にいてくれた。