姫と彼等の物語



私は・・・



「うぅ・・・」



へばっていた。

「唯、さっさとかえろーぜ。」
「そぉーだよぉっ!!唯ちゃんかえろっ♪」
「・・・俺、先かえっとくぞ?」
「まーまー、テストなんか気にすんなって!!
教科選ぶためのテストじゃん」


なんだよぉーー

「・・・自分達はできてるからって・・」

ハァ・・


「だ・・大丈夫だって!!
唯ちゃんならさっ!!」

歌音ちゃんは私を元気付けようとする。

「で・・でもぅ・・」

あーやばい、なんか悲しくて涙出てきた・・・


「唯、ケーキやるからかえるぞ。」

ピクッ

「今なら紅茶もつけちゃうよん☆」

ケーキ?紅茶?

「・・・唯、アイス」

なぬっ!?

「かえるっ!!!!」


「「「「ぷっ」」」」

「なっ!?なによぅ・・////」