姫と彼等の物語




「し…失礼します…?」



「皆、紹介するわ
転校生の…」


と言いながら黒板に私の名前を書いた。


「ぁ、えっと穂詩奈 唯です。
よろしくですっ」


━━━━━シーン


あら、私なんかした?

「じゃぁ、穂詩奈さんはあそこの席ね?」

と、悠君たち四人のいる席を指差した



━━━━━━ザワッ


ぇ、なに?!



ホントになに?!

「じゃぁ、今から一時間質問&自己紹介でもしてなさい」


そう言うと眞鍋先生は教室から出て行った。


ちなみに

│女 │翔君│空席
│凛君│私 │悠君│
│男 │涼君│女


しかも超窓際…

座って
ポケっとしてると


「ねぇねぇ~穂詩奈さんはぁ~本当にぃ~お嬢様なのぉ~?」


凄いぶりっこが来た…