保坂くんは、顔を真っ赤にして、必死に私に伝えてくれてる。


ずっと、見つめ合ってるのも恥ずかしいけど。

でも、それよりもっと…嬉しくて仕方ないんだ。



「…えっと、返事は…。」


「わわわ私も!…あっあの…私も保坂くんが好きです…。」


今すっごく恥ずかしい。

顔が赤いのがわかる。

でもでも…伝えたい。


「まっまじで!?」

「えっ…あ、はい!」


「…嬉しい!まじで幸せ!もう死んでもいいかも。」


「えっ…だめだよ!死んだらやだよ。」


「ははっ。冗談だよ。」


あっ…それは、ずっと待っていた保坂くんの笑顔。


「ウッ…ヒックヒック、あっありがとう。」

「泣くなって…てか、俺が感謝だよ。まじありがとう。」