あたしがアイツのことを好きになったのは、たぶん小学2年の頃。


まだ無邪気な心を持っていたあの頃は、ただ純粋にアイツに惹かれてた。


『ねーねー、遊ぼぉ!』


『うん!いいよぉ!!』


無邪気に笑うアイツとよく遊んだ。


あの頃は、付き合うとかそういうのじゃなくて、ただ一緒に居れることが幸せだった。


クラスのみんなと一緒に鬼ごっこしたり、砂場で遊んだり………


すっごく楽しかったのを覚えてる。


特に、アイツと遊べたことが何より嬉しかった。


“ねー、遊ぼぉ!!”


そうやって、幼い元気な声で言ってくるアイツが大好きだった。