私が感じた
屈辱や憤りを
彼女にも思い知らせて
やりたかった。

ドキドキしてきた。

復讐というほど
大袈裟なものではなく
軽いいたずらから
だったが、

私は興奮していた。

朝からの苛立ちなど
どこかへ消えてなくなり、

これから始まる出来事に
一人ときめいていた。