間違いだらけの殺人

あの頃を
思い出させる
優しい穏やかな
口調だった。

少し躊躇いつつも私は、


「・・・いろいろと考えて、
まずは夫を
待っていようと
思っています。

だから・・・大丈夫です」

と答えた。

小さく心臓が震えた。


「もう一度、二人で
やり直してみないか?」