間違いだらけの殺人

自分は今
一人淋しく
食事をしているのに、

奥さんは今頃、
愛する夫と
楽しく過ごしているのだと思うと、

涼子さんの怒りは、
どんどん増長していったのだと
思います」

山田は一気に話し続けた。

「あなたが見たという手紙は、

その奥さん宛の物

だったのです」

正樹の顔色が変わった。