間違いだらけの殺人

「そのことは、
高原さんは
御存じないですよね?」


「話そうと
思ったことは
ありましたけれど、

必要のないことだと
思い直して
言いませんでした・・・」


「それは、あなたにとって
本当にせつないお話だ」

刑事の声は穏やかだった。