どれくらい経ったろうか。

「ふぅ…」

あたしは大きく深呼吸をした。


やっと落ちついてきたなぁ…





時計を見ると、時間は12:15―


ケータは、日本を旅立ったね。



大きな窓ガラス越しに、綺麗な青空が見える。


ケータはこの空を突き抜け、飛行機に乗って飛んでいった。






しばらく泣きやんでも、ぼーっとして居た。


動けずに、そのまま座っていた。


ざわつく空港内も、もはやただの雑音でしか無い。


むしろ、遠い世界の様に感じさえした。



無気力だった。



泣きすぎた為、目の回りは熱く、すでに腫れている感覚がした。



色々な意味で、力を使い果たしたあたしが考えらることは、今一つだけだった。







ケータ…



無事にアメリカ着きますように…




連絡待ってます…