あたしはいつも、不安に押し潰されそうになりながら、

ケータを愛していたと思う。




この頃は、ただ純粋に…







あなたが好きで、心底好きで。








あなたの笑顔も

あなたの長い指も

あなたのギターも

あなたの声も。







ずっと、あたしだけの特権だと信じていたよ。










『彼女』ならではの特権だと――――