そんな時…美奈の後ろから何やら奇妙な足音が聞こえてきた…その足音は、大人のものとは違い…察するに子供の様な音なのです。

(誰っ?誰かいるの?)

足音は美奈が歩くのをやめても、音は止まず次第に美奈に近づいてくるではありませんか…

「あの…ι」

「きゃぁぁぁぁぁ!」

「えぇぇぇぇぇ!」

美奈の叫び声に相手もすごく驚いていて…二人とも頭にハテナマークが浮かんでいる…


美奈がゆっくりと恐る恐る振り向くと…