どこもかしこも柔らかくて どこもかしこもいい匂いがした 邪魔な眼鏡を外したから 頬を赤らめた 君の顔は見えない いつもの柔らかい声が 甘みを帯びてまとわりつく 君の中は熱くて おれが溶けてしまうかもと 一度は本気で 考えた