忘れもしない、あの日。 あたしはあなたに出会った。 あのときのあなたは、まるで目に何も映さないような、絶望の底にいましたね。 あなたの正体も知らず、あたしはその瞳にひかれた。 あそこで、あなたについていったのは、 ちゃんとした、あたしの意思でした。