話し合いでバスケに
出るということが決まった日、
ふたりで話しながら帰ろうとしていた。
靴箱に向かったとき、
靴箱の前にはゆうとくんがいた。
「あれ?裕太?」
「今日は一緒に帰ろうって
柚季が言ったんだろ?」
そうだったと私を見てごめんと必死に謝る。
「いいよ、いいよ」
「ごめんね!」
柚季は少し天然だからこういうことが
なかったわけではない。
「裕太くん、柚季をよろしくね」
「りょーかい」
裕太くんは笑顔で答えると
早く行くぞと柚季の手をひっぱっていった。
ふたりに大きく手を振ると
私も帰ろうと靴をはいて学校を出た。

